令和6年度 学校長挨拶

 学校長あいさつ

 令和6年度がスタートいたしました。本校校長として二年目に入りました、中山盛延(もりのぶ)でございます。我が母校はその魅力を古都首里の誇りと共に学校と保護者、地域の連携で作り上げて参りました。本校は、沖縄県における近代教育の始まりとして、県内で最初に設置された14小学校の一つとして、1880年(明治13年)に創立され、144年目を迎えます。
  近隣には、世界遺産に指定されている首里城や琉球王朝時代国王が遊覧し、中国の冊封使等の国賓を歓待した御茶屋御殿(ウチャヤウドゥン)、那覇市指定文化財の雨乞御嶽(アマゴイウタキ)、儀間真常(琉球五大偉人)の墓地があり、輝かしい歴史と文化に支えられた地域にあります。
  校区は、鳥堀町、赤田町、崎山町をはじめ、県営鳥堀市街地住宅、崎山ハイツ、金城町(一部含む)からなり、6つの自治会ともそれぞれに子ども会を結成し、学校に深く関わっています。
  本校は、令和6年5月1日現在、児童数363名、教職員数40名、15学級(特別支援3学級含む)の学校です。
  今年度より新しい学校教育目標「自律的に学び、認め合い、ともに成長しようとする児童の育成」とし、自ら考え、判断・決断し、行動できる児童の育成ならびに互いの違いを認め合い、児童一人一人の個性を尊重し、誰一人取り置き去りにしないという最上位の目標を全職員及び家庭、地域と共有しながら学校運営を行ってまいります。そして、子どもたちが笑顔で、楽しく、明日も行きたくなる学校。そんな心理的安全性の保障された学校を児童の主体性を大切にしながら学校の雰囲気を作り上げていきます。さらに、将来の予測不可能な時代を生き抜く児童の創造力や対話力、自律性を促しながら、子どもたちの夢実現に向けて「チーム城南」として学校・地域協働体制で取り組んで参ります。今後とも保護者、地域の皆さまには、城南小学校へのご支援・ご協力を宜しくお願い致します。
     
                     那覇市立城南小学校
校 長 中山 盛延