新しい体育館を建設中のため、初めての校長講話を運動場で行いました。
整然と列を組んでクラス毎に集合することができました。
その様子を見ていた校長先生と目が合うと、笑顔であいさつをしてくれました。
素晴らしい生徒達です。講話の内容は以下に掲載しております。


校長講話
始業式・入学式では 「みんな違って みんないい」 という話をしましたね、みなさん、覚えてますか?挑戦してますか?~中略~ できないことややったことのないことに挑戦すると、上手くいかないことがほとんどですよね、でもうまくいかなくてもいいんです。
何事も始めから上手くいく人なんてほとんどいませんよね、上手くいかなかったからと言って簡単に諦めるのではなく、続けることが大切なのです。「上手くいかなかった」は「失敗ではなく経験」を積んでいるのだと思ってください。
~中略~ 何事にも自分からすすんで挑戦し、上手くいかないことを恐れず、多くの経験を積んでほしいと思います。また、続けることの大切さを表す言葉として「継続は力なり」という言葉があります、~中略~ 是非、挑戦を継続してみて下さいね。
さて、今日はキャリア教育に関わるお話をします。日本の法律では中学校で義務教育が修了します、社会に出て働き、生きていく為に必要な最低限の教育を終えたことになります。
~中略~ 中学校は勉強が大事ですね、国語、数学、英語など各教科を学習する中でいろいろな考え方、見方、調べ方、学び方などを学びます。道徳、学活、総合、行事なども大事です。みんなで取り組むプロセスを学び、人間関係のよりよい方法を学ぶ場所です。
部活も大事です。学校と同様に礼儀やマナー、言葉遣いなどについて学ぶことができ、~中略~ また、自分の意思で選ぶので3年間同じ仲間と過ごすことで強い絆を作ることもできます。~中略~
今日は先生についてお話しします、先生という字はどう書きますか?先に生まれたと書いて先生と書きますよね。これから皆さんが経験するいろいろなことを先生方はすでに経験していてどう対処するとよいか、いくつかの選択肢を持っています。
~中略~ 先生方は皆さんが社会に出たときのことを考えて、あなたのこういうところは素晴らしいとか、ここはできているよねと認めてくれたり、逆にこういうところは直しておかないと、ここはできるようにしておかないとなどということを伝えるようにしていると思います。それは先生方がいつも皆さんのことを考えたり、心配している証拠です。先生方が時には優しく、時には厳しくおっしゃるのは皆さんが社会に出た時のことを考えてアドバイスしてくださっているのだということを忘れないでくださいね。
話をまとめると、先生方の言うことは、みなさんの為なので、どうか素直に受け入れてほしいということと、理解できなかったところは遠慮しないで聞くことと、悩んでいることや抱えていることがあれば、先生に相談してくださいねということです。
今週は遠足もあります、多くの仲間を作って下さいね。これから実り多き1学期にするためにも、誰かがやるだろうではなくて、自分たちから行動して充実した日々をともに作っていきましょうね。これで校長先生のお話を終わります。