平和旬間の今月は、これまで毎年、沖縄戦や平和について学習してきた6年生の発表と全校児童による月桃の花の合唱です。
6月8日には、今年も6年生が天妃っ子を代表して、「小桜の塔」をきれいに掃除をしてくれました。
「小桜の塔」は、先日の平和集会で、外間邦子さんがお話してくださったように 対馬丸に乗り亡くなられた方々の心を慰めるために建てられた場所です。
その日は、小雨の降る中でしたが、草を抜いたりほうきで掃いたりして、みんなで心をこめてお掃除しました。
その後、お花を供え、黙祷を行い、小桜の塔にまつられている亡くなった人たちに向けて、「沖縄から平和のうたを」という曲を歌いました。
天妃小学校6年生の合唱をお聞きください。
♪ 沖縄から平和のうたを https://forms.gle/1nLAY8BwgH4qdHa26
その時、この曲を歌った6年生のふりかえりを紹介します。
「戦争のせいで生きられなかった人々の気持ちを感じながら、歌いました」 みれい さん
「戦でなくなった人たちに気持ちがとどいたと思います」 ゆか さん
実は この日、6年生全員で 歌い始めると 歌い進めて行くにつれ ポツポツと小雨だった 雨がどんどん強く降ってきました。雨が強くなることで、歌をやめるのではなく、 更に気持ちを込めて歌ってくれました。
「歌を歌っている時の雨が、亡くなった人たちのなみだのようにかんじました。『もう二度とあんな苦しい日々を起さないよう、平和をめざしていきます』と思いながら歌いました。降っていた雨は、まつられている人たちの『ありがとう』も入っていたと思うととても良いことをしたのだとうれしい気持ちになりました」 かりな さん
そのことについて、こんなことを感じた6年生がいました。清掃活動を通して これからの未来のことをかんがえてくれた ふり返りもありました。
「ずっと前から(天妃小の)6年生が清掃していて、また次の6年生にもバトンをつなげられたらいいなと思いました」 こころ さん
「手や服は汚れたけれど、心はきれいになって良かったと思いました。バトンをつないでいって、小桜の塔がどんどんきれいで平和になったらいいなと思います。」 りね さん
「もう戦争を起こしたくないので、ただの小さなけんかでも起こさずに、平和に暮らしていきたいです」 あおさん
「平和があたりまえじゃなくて、ありがたいことだと感謝して生きていきたいです」 かれんさん
みなさん,平和について考えながら歌うことはできましたか?
「私は戦争を経験したこともないし、親族に戦争を経験した人もいないから、戦争のつらさを実感することができないけど、考えたり、未来を変えたりする事はできると思うから それをやっていきたい」 きょうか さん
てんぴっこのみなさん,平和について考えながら歌うことはできましたか?
平和の心を持ち続け、 そして平和な未来をみんなで作り出していきましょう.
この日は、6年生が心を込めた「沖縄から平和のうたを」を1年生から5年生の皆さんに届けたあと、全校児童で「月桃」を歌い、平和への思いを新たにする一日となりました。
6年生合唱「沖縄から平和のうたを」は、上のURLまたはQRコードからどうぞ!(パスワードは、天妃小メーリングサービスから配信しています)