校長挨拶
ようこそ那覇市立金城中学校ホームページへ。私は昨年度から校長に就任し、2年目を迎えました金城健一と申します。
本校は、那覇市の都市計画と学園都市構想のもとに、小禄中学校の過密化を解消し、学校規模の適正化を図るために設立された学校で、広大な敷地が確保されております。
学校目標として、「心身ともに健康な生徒」「自らよく考えて実践する生徒」「情操豊かで思いやりのある生徒」の3つを掲げ、創立以来38年間にわたり文武両道と友愛の精神を貫いてまいりました。
学習面においては、学力調査などにおいて全国に引けを取らない学力を維持しており、沖縄県や那覇地区ではトップクラスの学力を有しております。これは、生徒一人一人が日々の授業を大切にし、毎日コツコツと着実に取り組んでいる家庭学習や英語、数学等の各種検定試験へのチャレンジなど、先輩方の努力の賜だと言えます。このような良き伝統を引き続き全職員一丸となって取り組んで参ります。
また、スポーツ・文化面での活躍も大変素晴らしいものがあります。スポーツ面では、地区陸上競技大会での総合優勝をはじめ、バスケットボール、水泳、空手など、そして文化面においては吹奏楽部や合唱、バイオリン、中学校文化祭での獅子舞やエイサー、茶道の発表など数多くの実績を残しております。
これらの実績は、成績などの目に見える数字であったり優勝などという素晴らしい結果ですが、将来子どもたちが活躍する未来においては、このような数値で見える能力だけではなく、「発信力」や「コミュニケーション力」といった非認知能力の育成が欠かせません。
また、さらに進んでいくグローバル社会においては、沖縄の歴史や伝統を胸に、先人の足跡を学ぶことを土台に、世界に眼を向けることが重要になります。そのために、自己の個性を磨くとともに、他者の個性も理解し尊重する「共感力」を育て、異文化理解を進めて参ります。
令和6年度の金城中学校では、新入生173名を迎えて、20学級(特別支援学級含む)、生徒数540名でスタートしました。今年度も、一人一人の生徒はクラスや学年のことを思い、学年やクラスは一人一人の生徒を大切にする「支え合い、学び合い、高め合う」の精神で、学校を創って参りますので、今後とも、皆様のご協力、ご支援をよろしくお願いします。
那覇市立金城中学校
校 長 金城健一