2年生の算数で次の問題がありました。
答えはもちろん4時10分から30分前は午後3時40分です。
しかし別の答えを持っている子は30分前は長い針が30分前に進むから4時40分、30分あとは長い針が30分後ろにもどるから午後3時40分と説明してくれました。前だから前に進む、あとだから後ろに戻る。なるほどと思いました。
言われてみれば確かに日常用語では前に進む,後ろに戻ると使います。そこで具体物の時計を使って、30分前と30分あとの長い針の進み方を児童に操作させて確認しました。
最初逆に考えていた子も、なるほど、わかったといってくれました。大切なことはアハっとわかる瞬間です。
子どもの問いに寄り添いながら,分かる瞬間を追求していくこと,これはとても大切なことだと思います。