『首里中生の自覚と誇り実現』
首里中学校へは3度目の赴任となります。平成12年度から教諭として6年間、平成31年度は教頭として1年間、そして今年度より校長として赴任しました。その喜びと同時に重責を実感しております。
本校は、1948年4月に創設され、今年で76年目を迎えます。同窓生数32981人を輩出するなど、輝かしい歴史と伝統、由緒正しい地域を誇る学校です。
校訓は「海邦秀麗」で「心身ともに健やかで麗しく、知力、体力に秀で、守礼の国を誇りにし、広く海外に雄飛する」という意味を持ち、未来の可能性に挑戦し続ける首里中生の姿をイメージしています。
学校教育目標は「ふるさと首里を誇り、志高く未来の可能性に挑戦する生徒を育む」となっており、総合的な学習の時間では全学年共通テーマとして「ふるさと首里を誇る」としています。
子どもたちに必要な資質・能力を身に付けることができるよう、学校の教育目標や「めざす首里中生の姿」などを地域社会と共有しながら連携・協働をすすめていきます。
そして何より生徒一人一人が、お互いの個性や多様性を認め合い、安心して授業や学校生活が送れるような風土を醸成するため、教職員一丸となって精一杯努力してまいります。また、家庭と学校の双方が互いの考えを理解し、連携しながら歩んでいきたいと考えておりますので、本校の教育活動に特段の御理解とお力添えをお願い致します。

令和5年4月吉日
那覇市立首里中学校
校 長 新城 高広