校 章
中学生の意識を高めるに「中」の字を浮き彫りにした。
ペンは教養を高める意味で、生徒の本分が自己研修に
あることを意識させ、同時に実践の目標としたもの。
(1963年)
校 歌
作詞 中 今 信
作曲 渡久地 政一
1 浮島の漫湖のほとり そびえたつわれらが母校
集え友よスクラムくんで まことの道をあゆもうよ
ぼくたちは沖縄の中学生 母校は古蔵中学校
2 常夏の緑に映えて そそり立つわれらが母校
挙れ友よ手に手を取って まことの道を進もうよ
わたしらは日本の中学生 母校は古蔵中学校
3 黒潮の怒涛の中に ふるい立つわれらが母校
協和責任実践の 至誠の道を前進だ
われわれは世界の中学生 母校は古蔵中学校
作詞・作曲は、琉球大学教授の中今信、渡久地政一の両氏によるもので、
昭和39年1月18日に本校の校歌として享受され、初めて生徒たちによって
うたわれた。
美しい南国の島に生まれた情緒豊かな少年として、また海国の少年として、
世界に雄飛せ んとする強いいぶきが歌詞いっぱいにみなぎっている。しかも
それをはぐくみ育ててくれるものは、やはり協和・責任・実践の至誠の道であり、
この教えは初代校長の理想の道でもあった。
この教訓は、長く本校の校風として、また伝統として後輩に受け継がれることで
あろう。