陽春の候、保護者様におかれましては、益々のご清祥のこととお慶び申し上げます。
保護者・地域・関係機関のみなさま、初めまして。この度、4月1日付で第21代城北中学校校長として着任して参りました喜久川洋(きくがわよう)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。城北中学校は教諭も含めて初めての勤務となります。歴史と伝統があり、地域に愛される城北中学校に着任し、身の引き締まる思いです。微力ながら生徒たちのために力を尽くして参りたいと存じます。皆様からのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
令和7年度は、新入生138名、2年生122名、3年生130名、計390名でのスタートとなります。生徒と共に「心一つに」そして「誰かの笑顔のために」生徒・職員にとって「明日が待たれる学び舎」として、「みんなで創るみんなの城北中学校~生徒・職員・保護者(地域)心一つに 仲間になる!」を学校経営の柱として居心地の良い魅力ある学校づくりをめざしていきたいと考えております。
そして、その実現のために、生徒・教職員・保護者・地域の皆様でしっかりスクラムを組んでいければと思います。力強いお力添えをお願いいたします
さて、昭和49年に開校した城北中学校から今日までに巣立った卒業生は、60代を筆頭に、現在では県内外で幅広く社会を支え、様々な分野で活躍する有為な人材を多数輩出しております。その足跡を辿れば生徒の夢と希望が広がる学校を目指し、情熱を傾けて教育に打ち込まれてきた関係者の素晴らしさと労苦を感じます。
本校は開校以来「向上無限」という校訓を掲げております。「~無限の可能性をどこまでも伸ばす~」。私はこの校訓を見たとき「不易と流行」という言葉が頭に浮かびました。「不易」とは「時代を超えて変わらない価値のあるもの」、「流行」とは「時代の変化とともに変えていく必要のあるもの」を意味します。教育に当てはめれば、「建学の精神に基づいた教育、向上精神を根底に学力を高め豊かな人間性を育む教育を行うこと」が「不易」であり、「拡大するグローバル化やICT化などの時代の変化に対応した持続可能な(無限に伸びる)教育を行うこと」が「流行」であると言えます。「不易」を大事にしながら「流行」にも柔軟に対応していくことで、教育の本質により近づくことができると考えています。そんな想いのもと、今後の城北中学校のあるべき姿を日々イメージしております。
最後になりますが、私の学校経営の柱である「みんなで創るみんなの城北中学校~生徒・職員・保護者(地域)心一つに 仲間になる!」を皆様と再確認し、今後とも皆様からのご支援・ご協力を賜りたいと思います。よろしくお願い致します。
第
21代校長 喜久川 洋