那覇市立神原中学校   パワーアップ!神原中
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令和5年4月1日リセット

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小中一貫教育の概要




 那覇市は平成20 年度に小中一貫教育導入の方針を打ち出し、翌21 年度には教育委員会事務局に「那覇市小中一貫校検討委員会」を設置して、その基本構想について検討を重ねてきた。その一つの流れの中で併設型のモデル校として4つの候補校の中から諸条件を勘案し、神原中・神原小が指定され、その後壺屋小も加えられ「神原中校区小中一貫教育校」として研究を進めることが決定された。
 平成22 年度からは教育委員会が主体となり、推進協議会を立ち上げ、学校教育目標・学習内容系統表の作成・小中合同行事等について、3校教諭も含めて協議された。平成23 年度は推進協議会での構想を踏まえ、学校現場サイドでの具体的な試行がスタートした。本校区の目指す小中一貫教育の共通確認、研究組織の立ち上げ、各部の研究内容等、幾度となく小中の教師が話し合いを重ね、「とにかく実践してみよう!」を合い言葉に研究を進めてきた。
 モデル校として最終年次に当たる本年度(平成25 年度)は、前年度構築した各部の取組内容の充実・発展に研究を進めた。また、神中登校日の実施も年4回に増やしたり、報告・連絡調整の方法として、月1回に校長・教頭・コーディネーター会議及び各部長・コーディネーター会議を実施した。
 平成26年度は、これまでの取組を続けながら、部活動見学を部活動体験へ、中学校の合唱コンクールの見学から神小・壺小の六年生が合同で舞台に立ち合唱を行いました。また、研究組織でもいくつか変更を行い、これまでの総合部をなくし、研究部のなかに国語班、算数・数学班、授業改善班を編制しました。
 

小中一貫教育  「教育計画」より

平成26年度 「小中一貫教育」

 小中一貫教育の意義
 1. 義務教育9年間を連続した期間ととらえ、一貫性のあるカリキュラムで学習指導、生活指導ができる。
 2. 異学年の交流を通して、豊かな人間性や社会性を育成することができる。
 3. 小中の課題を共有し、見通しのある効果的な教育活動を展開することができる。

Ⅱ 小中一貫教育の目的
  1. 義務教育9年間を見通した教育実践(教師の指導力向上と意識改革)
  2. 中学校入学後(中1ギャップ)の不安の解消

Ⅲ 教育目標
  1. 総括目標
  豊かな人間性と、未来を創造する児童生徒の育成

  2. 具体目標
  自他を大切にし、自分の良さを発揮する児童生徒

 3. めざす子ども像
   「知・徳・体」の調和のとれた生徒、さらに「コミュニケーション」「地域」を加
    えた5つの視点をもつ。

  ① 目標をもち自ら学ぶ意欲に満ちた生徒(知)
    ② 心豊かで思いやりがある生徒(徳)
    ③ 明るく健康でたくましい生徒(体)
    ④ 積極的に働きかけ視野を広げる生徒(コミュニケーション)
    ⑤ 地域を理解し地域に貢献できる生徒(地域)

Ⅳ  方 針
  1. 3校の校長を中心として小中一貫教育校としての実務に取り組む。
  2. 神原中学校、及び両小学校の職員で協力して行う。
  3. 小中一貫教育コーディネーターを中学校に配置する。

Ⅴ 年間活動計画
 
Ⅵ 組織と役割

 
  ※校長・教頭・コーディネーター会を最高決定機関とする。


 2. 研究構想図と各部の役割

  【研究主題】:「自ら考える力を育て社会性を身につけた児童生徒の育成」

 
 留意事項
   ※職員配置は各学校の校務分掌の項目をそろえて3部会に全職員が配置されるようにする。
   ※各部に部長1人、副部長2人を3校から選出する。部長は教諭に限る。
   ※各部に均等に3校職員が配置できるようにする。
   ※コーディネーターはどの部にも所属せず、全体の統括に当たる。
   ※神中登校日や相互乗り入れ授業はコーディネーター中心に企画、運営にあたる。


 3. 小中一貫教育コーディネーターの職務内容
    小中一貫教育コーディネーター(以下コーディネーター)は中学校本務教師・担任外が行う。小中連携に関する下記の事務等について本市教育委員会
      小中一貫推進室及び各小学校との連絡調整を行うものとする。

  (1) 小中一貫教育校3部会との連絡・調整
   ① 各部の小中一貫教育にかかる3校の連絡・調整・相談を行う。
   ② コーディネーターはどの部にも所属せず、必要に応じて部長会を持つ。
   ③ 毎月第4水曜日に校長・教頭・コーディネーター会を開催する。研究の方向性や、各部長・コーディネーター会から出された取組内容等を検討する。
   ④ 毎月第2水曜日に小中一貫研修室にて各部長・コーディネーター会を開催し、各部の取り組みや進捗状況を確認する。会議での話し合い内容を全
        職員へ報告する。

  (2) 乗り入れ授業の計画・調整
   ① 乗り入れ授業Ⅰを実施する際は教材研究及び移動の時間の確保に努める。
   ② 各学年の発達段階、教科の単元の進捗に応じた指導を行う。
   ③ 神中登校日における、乗入れ授業の年間計画を作成する。

  (3) 乗り入れ授業の実施
   ① コーディネーターは各小学校1学級で週5時間をめどに授業を実施する。
   ② 小学校で授業を行う中学校教諭の割り当て時間をコーディネーターが担当し、欠時数が生じないようにする。
   ③ コーディネーターはその教科の担当と充分に調整する。
   ④ 教材研究の時間を確保する。

  (4) コーディネーターの中学校における持ち時間
   ・ コーディネーター本人が授業を行う時数を週8時間程度とする。

  (5) 小中一貫教育に関する記録の整理・保存(記録は週案に記入する)。

  (6) 小中一貫教育に関する年間行事計画を各小中学校の教育計画を踏まえ、作成する(コーディネーター用)。