10月2日(月)5校時、1年3組で学級担任の鈴木大洋教諭による「数学科」の研究授業及び授業研究会が行われました。内容は、1学年「方程式(方程式の利用)です。1年3組以外の学級は午前中授業で午後は帰宅させ、全教師が授業参観できるようにしました。
本校では、校内研テーマを以下の様に位置づけて全職員体制で取り組んでいます。
1研究テーマ『自ら進んで考え、課題解決に向けて粘り強く取り組む生徒の育成』
副題:「学び合い」や「振り返り」を位置づけた授業デザイン
〈共通実践①〉授業の導入「生徒自らに問いを持たせる課題の設定」を行うこと
〈共通実践②〉「目的・意図を明確にした話し合い活動」をすることによって「充実した振り返り」を行うこと
本校では、協働体制の校内研究に力を入れています。授業を受け持つ全教師が指導案を作成し、校長助言を経て、公開授業を実施します。授業参観者は管理職と同教科の教師、及び空き時間の教師が参観します。研究授業までの流れは以下の通りです。
【研究授業の流れ】①指導案の作成→②校長による指導案助言→③指導案の修正→④研究授業→⑤授業研究会・振り返り
今回の代表授業は全教師が参観し、練り合いができる貴重な研究授業と位置づけています。特に、授業後に行うグループ毎に授業の成果と課題について協議し、授業者とともに全体共有し授業改善につなげる取り組みを大事にしています。
方程式の利用という難しい内容の授業でしたが、生徒達は活発に発言し、よく頑張りました。鈴木先生、深い教材研究と生徒の対話を重視した授業展開の工夫等、大変素晴らしい授業でした。また、研究授業までの準備・本番、お疲れ様でした。今後とも、生徒一人一人の実態を把握し、授業改善に努めてください。