7月12日(火)1~2校時、3年生対象に「思春期教室」を開催しました。コロナの感染状況を鑑み、対面とオンラインでのハイブリッド型で行いました。講師は、助産婦、保健師、思春期保健相談士と、幅広くご活躍している「菊谷愛子氏」です。
1校時は、男女一緒のご講話です。「私たちの性」について以下のようなお話がありました。
①性別は男と女の2つだけではないこと(体の性、心の性=自分が思う性、社会の性、好きになる相手の性)
②人と人とのふれあいは12段階あること
③男子の性と女子の月経の仕組みを理解し、お互いに相手を尊重しあう事が大切であること
④性感染症・避妊の方法について
⑤子どもを産むこと、育てることとはどういうことか
⑥同意=からだの自己決定
特に、印象に残っているのは、「自分の心と体をどうするかは自分で決めること」「相手の同意を得ること」「一人で悩まずに、信用できる大人や相談機関に相談すること」の大切さです。
2校時は、女子への講話です。「大切なあなた 思春期の心とからだ」と題して、勇気を持って、自分の心と体を守っていくことの大切さや、月経のつらさを緩和するためにどのような対応策があるのかなどを具体的にお話してくださいました。
2時間のご講話を拝聴して、このような「性教育」は、
小学校の頃から積み重ねる必要性を強く感じました。そして、男女のからだや性の違いをお互いに理解し、尊重し合い、何でも相談できる関係性が構築できる人間教育をして行くことが大切だと感じました。