5月30日(月)15:30~16:45、第3回校内研修「特別支援教育」出前講座を開催しました。講師は、沖縄県立総合教育センターの「知念 元基」研究主事です。対象は、本校の全教師です。知念主事には、お忙しい時期にも関わらず、本校の校内研修に馳せ参じ、「特別支援教育」のご講話をしていただきました。心より感謝申し上げます。
本日の研修の「ねらい」は「特別支援教育について理解を深め、特別支援学級に在籍する生徒への支援のあり方について考える機会とする。」です。ご講話の内容は以下の通りです。
①はじめのことば(司会)
②講師紹介(校長)
③講話(講師)「特別支援教育について」
④質疑応答
⑤お礼の言葉(教頭)
⑥終わりの言葉(司会)
③のご講話では、
(1)支援を要する生徒の特徴と実態、対応
(2)保護者の関わり方
の2点について、詳しくお話がありました。
(1)では、生徒の困り感を改善することが、ひいては先生方の困り感をなくすことに繋がることや、リフレーミングの習慣化(授業中手遊びする子→授業が分からなくて困っている子?SOSのサイン?、支援者がいないと落ち着きがない子→自分で判断できたら落ち着く?)など。
(2)では、保護者の心情理解と保護者との関わり方、チームで支援すること。保護者支援の6つのキーワード(支援者自身の状態把握、信頼関係、傾聴、共感、価値観を尊重、連携)について、具体事例をあげてお話ししていただいたので、今後、保護者との教育相談(面談)で大いに参考になることと思います。この時期に「特別支援教育」について校内研修で共通確認することの大切さを実感できました。