7月26日(火)8:45~12:00、第5回「校内研修(校内OJT)」(午前の部)を実施しました。講師は、養護教諭と校長です。
内容は、以下の通りです。
【1】救命救急講習(講師は、本校養護教諭)
①救命の方法について(フローチャート)で詳しい説明がありました。特に、意識がない人を見つけたときの対応では、具体的に指示を出すときには、「指名すること」が大事であると強調されました。(応援を呼ぶ人、救急車を呼ぶ人、AEDを持ってくる人等)
②今回は、胸骨をペットボトルに置き換え、「胸骨圧迫」の訓練を行いました。
2分間の圧迫でしたが、かなりのエネルギーが必要でした。
一時を争う緊急事態のため、応援部隊が複数名必要だと実感できました。
③AED装着の手順は、音声に従うこと(事前に場所は確認済み。AEDの中も確認しておくことが大事である)
【2】校長講話(深い学びを実現するカリキュラムマネジメント~学校で目指す資質・能力(短期目標の明確化・共有化)を図る~
「育成すべき(生徒の)資質・能力(短期目標:2~3年間)」と(長期)教育目標(知・徳・体)を関連付けて、短期目標を全職員で決めていく作業を行いました。このことが、深い学びを実現するカリキュラムマネジメントの大切な視点となります。また、学校目標を「見つめ直す」ことにも繋がったと思います。
①NITS校内研究シリーズ(独立行政法人教職員研修機構動画視聴(30分)
テーマ「深い学びを実現するカリキュラムマネジメント」國學院大學教授 田村学氏
②WS研修「学校で目指す資質・能力(短期目標)の明確化・共有化」(マトリクス表を活用して)
オンデマンド視聴後、
5~6名のグループを作り、個別に関わる生徒の実態を考慮し、生徒に育成すべき力を考え付箋紙に書き、マトリクス表を埋めながら、育成すべき資質・能力(短期目標)を作成していきました。4つのグループから出た
学校で目指す資質・能力(短期目標)を全体で共有できました。
【3】魅力ある学校づくり研修会(沖縄県教育庁義務教育課)
①動画視聴(20分)
②4つの指標(安心・所属・承認・自立)の中で、最も課題と思われる指標を書く
③②の課題の要因を書き出す
④具体的な対応策を考える
⑤改善後の目指す生徒像・学校の姿を書き出す
午前中に3つの研修と、盛りだくさんでしたが、先生方が、一生懸命に自分事としてWS研修会に臨んでいることに、1学期後半以降に繋がる有意義な研修会になったと確信しています。